努力する子の育て方

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次男の小学校入学、5年ぶりで感じた時代の移ろい

 

 

 

先日、我が家の次男・ちーちゃんの入学式がありました。うちの兄弟は5学年差なので、長男のケイも6年生として式に参加。

親としては二人の様子を両方見ることができちょっとしたお得感があると共に、「飛び級して早く小学校に行きたい」とまで言って楽しみにしていたちーちゃんの門出を、家族揃って祝うことができました。

コロナ禍以前とあまり変わらない式の様子

私達にとっては5年ぶりの小学校の入学式。とりあえず格好だけ整えて、後は時間通りに行ったらまあなんとかなるよね、などと気楽に構えていたら、色々忘れ物をしたり時間ギリギリになってしまったりして、本当に油断は禁物と新年度早々に気を引き締め直すことになりました・・・。 

入学式自体は多分コロナ禍前とほとんど変わらない形で実施され、君が代や校歌の斉唱も行われ、マスクの着用も任意というアナウンスがありました。

保護者はそれでもマスクをしている人が多数派でしたが、教職員と児童はしていない人の方が多かったですね。壇上で話す方々も、校長先生を含めて誰もマスクやフェイスガードをつけていませんでした。

新入生は、6年生と手をつなぎエスコートされながら入場。うっきうきの笑顔で入場してきたちーちゃんに対し、ケイはなにやら緊張しているかのような、硬い感じで入ってきたのが印象に残りました。

子供たちのわちゃわちゃチェック

幼稚園の入園式をお友達と一緒に脱走し、卒園式の壇上で先生と会話を弾ませていたケイの記憶もまだ新しかった5年前は、時々振り返ってこちらに手を振る我が子を心配しながら見守った入学式でしたが・・・

 

そんなケイも流石に6年生、背もたれを使わず背筋を伸ばして座るケイの姿勢は、私のそれよりむしろずっと立派でありました。

今回の主役、ちーちゃんの方は保育園でもしっかり者扱いだったので、元々そんなに心配していませんでしたが、やはりほとんど動くことが無く、1時間程度の式の間、脇見や振り返りもほぼせずに集中して参加していました。

他の子はどうかな・・・と目を向けると、ちーちゃんの同級生で飽きて立ちあがっている子と、完全に後ろを向いて座っている子が何人か目に入り、やっぱり色んな子がいるよね、と再確認。

席を離れて立ち歩いたり大声を上げたりするような子はおらず、1年生達の全体的なわちゃわちゃ度は5年前とそんなに変わらない印象だったので、大人しく座っている6年生達の姿を見たら、結局何も特筆すべきことではないのだろうと思いました。

色々変わった新入生のシステム

式が滞りなく終了し1年生の教室へ移動すると、そこには5年前と同じ懐かしい空間が。

こうして1年生の教室にみんなでギュッと集まるのも5年前と同じ。コロナで密を避けていた頃はどうやっていたのか気になるくらい、人口密度を感じる中で担任の先生の説明が始まりました。

聞いていると、新1年生の生活というのも、この5年間で少しずつ変わってきているらしく。

例えばケイの時は、入学して1週間くらいは午前中だけやって給食無しで帰る慣らし期間のようなものがありましたが、ちーちゃんは入学式の次の日からもう給食がスタートして、午後帰宅というスケジュールだそうで。

子供としてはすぐに給食が食べられるのは楽しいでしょうし、親としてはお弁当を用意する必要が無いので、これは中々歓迎の変更点でありました。

あとは「家に帰ったらまず何よりも先に学校連絡用アプリの設定をお願いします」という耳慣れない念押しなど、同じ風景、同じ目まぐるしさの中にちらほら混ざる初耳の話に、時の流れというものを感じました。

入学して数日の様子

さて、入学してから一週間ほど過ぎ、ちーちゃんは毎日笑顔で、ケイと共に小学校へと通っています。

「先生どんな感じ?」と聞くと、「うーん、怒ると怖い」という返事。保育園ではトラブルの時も先生が子供を叱るということがほとんど無いので、ルールを守らないと普通に先生に叱られる小学校での違いに、戸惑っている感じがありました。

いきなり始まった給食も美味しく食べられているそうで。しかし、「多すぎてちょっと残した」と言っていることが多く・・・かなり沢山食べるタイプのちーちゃんをして食べきれない量となると、うちの小学校の給食はかなりたっぷりと提供されている様子。

まあ最近は、完食目指しての指導というのもすっかりやらなくなったみたいなので、無理に食べなければいけないということで無いのなら、余裕をもって給食が提供されているのは単純に安心材料と言えそうですね。

ちーちゃんのクラスメイトには同じ保育所から上がってきた仲良しの子が数名いて、友人関係についてもあまり心配がいらない状況ですが、ちーちゃんは既に小学校で初めて会った子達の名前も覚え始めており、新しいお友達も今後増えていきそうな雰囲気です。

1年生の生活を聞く新鮮味

家でちーちゃんから小学校の出来事を聞いていて思うのは、ちーちゃんはケイと違って、やはり周りが良く見えていて説明が上手だということ。

今日はどんな勉強をやった、誰が誰と何をして叱られていた、今日の給食のメニュー・・・パッと答えてくれるので思わず色々聞いてしまいます。

ケイが1年生の時は、学校で何があったかをケイの口から知ることはあまりできなかったので、入学したてのちーちゃんの口から語られる学校の様子は、二重の意味で新鮮な響き。

そして、学校での出来事を何やら誇らしげに語るちーちゃんに、少しずつ親から離れていく子供の成長をハッキリと感じるのでした。

まあ、ケイの時は入学早々いじめに遭ったりしたので、ちーちゃんにはそういうのは起こらないようにと警戒もしつつ・・・親としては、ちーちゃんがケイと同様、これから6年間楽しく学校に通えることを願うばかりです。