努力する子の育て方

努力に勝る才能無し!努力の才能を育てる教育法、ボルダリングによる育児ハック実践、我が家の超個性的なギフテッド児の生態など

次男の就学準備と来年の楽しみ

 

 

 

来年度から小学校に上がる我が家の次男ちーちゃん。ちょっと前に、入学予定の小学校で就学前健康診断がありました。

1歳前のちーちゃんが保育園へ入ったのは本当についこの間のことだと思ったのですが・・・節目の度に同じことを言いますが、時の流れの速さには、とても頭が追っつかない。

我が家にとっては5年ぶり2回目の就学準備。長男ケイの時には、初めての経験というのとケイのぶっ飛びキャラクターのおかげで、何が一体どうなるかと本当に心配だったけれど・・・今回はもう、安心感が違います。

社会性凸の安心感

2回目だからということ以上に私たちに安心感をもたらしてくれるのは、最近もう見ていてはっきりとわかる、ちーちゃんの社会性の凸具合です。

家では末っ子らしく家族みんなに甘えてきて駄々もこねるけれど、家の外ではうって変わってリーダーポジションなのが面白いちーちゃん。

サッカースクールでは未就学児チームの得点王で、コーチからの信頼も厚く先頭でチームを引っ張るリーダー的立ち位置です。

保育園では他のクラスの小さな子達に対してしゃがんで目線を合わせて話をし、しっかり手をつないでエスコートしたりする姿に、先生たちから「こういうのは誰にでもできる対応ではないんです」とべた褒めされてきました。

近所の遊戯施設で遊んでいた時、1歳半くらいの子がよちよち歩きで近づいてきて私たちの荷物を手に取ろうとした時には、誰より早くちーちゃんが「あ~これはダメなんだ~ごめんね~どこの子かな~かわいいね~」なんて相手をしだしたのを見た時は、間違いなく私より上手だと思ってしまったくらい。

公園に遊びに行った時も、ちーちゃんは一人で遊んだり親と遊んだりしつつタイミングを見て、チャンスがあったら他の子とも遊ぶというのがごく自然にできるので、安心して見ていられます。

ゲームや遊びで負けても「もう一回やる!勝つまでやる!」と笑いながら再戦を挑んでくるのが常で、不機嫌になったり癇癪を起してトラブルになる心配もいりません。

あんなに心配だったケイだって就学前検診では何も言われなかったのだから、比べて社会性の発達が大分進んでいるちーちゃんが引っかかるなんてことある?と、思わずにはいられないわけで。

5年ぶりの就学前検診

そんなちーちゃんの就学前検診でしたが・・・やはり何も言われることなく、実にスムーズに終了しました。

付き添いをしてくれた妻によれば、5年前のケイの時と比べると就学前健康診断の形式が親子が分かれて子供だけで検診を回るスタイルから親子一緒に回るスタイルへと変わっていたそうですが、ちーちゃんにはどちらのスタイルでも関係なかったことでしょう。

就学前検診の前夜、ちーちゃんは既に買ってある自分のランドセルを背負って検診に行きたいと駄々をこねたりしておりました。

ちーちゃんの小学校への憧れは以前から非常に強いものがあり、いつだったか「今したいこと」という質問に「飛び級で小学校に入りたい」と答えてびっくりしたこともあるくらい。

ちーちゃんの小学校に対する憧れの強さに、大好きなお兄ちゃんがいつも何やら楽し気に通っている所、というのが多分に影響しているのは、間違いないと思っています。

 

 

子供の多様性を実感する

うちの兄弟を見ていて実感するのは、子供達の多様性はやはり簡単に大人の想像を超えるということ。

だって同じ親から生まれた兄弟が、育て方を変えたつもりは全く無いのにこれ程違っているんだもの。

そして思うのは、ケイとちーちゃんは同じ小学校に通うけれど、二人にとっての「小学校」というのもまた、もしかしたらずいぶん違ったものになるかもね、ということ。

これだけ違っている二人が小学校で同じように振舞うなんてまずあり得ないこと。それならば、小学校という環境の中で二人が学び成長していく部分についても、違ってくるのは当然だよね、と。

なんせ二人が入学時点で出来ること出来ないことが、こんなに大きく違うのだから。

来年の楽しみ

ちーちゃんの小学校生活がどんな風になるのやらというのも当然楽しみながら、ちーちゃんがケイの弟だと知った時の、ケイのことをよく知る先生方のリアクションも本当に楽しみな来年度。

そしてもう一つ非常に楽しみなのは、ちーちゃんの入学とタイミングを同じくして、これまでこのブログでも追いかけてきた「特異な才能児への教育支援」の事業が実際にスタートするということ。

 


最近も、文科省がこの「特異な才能児への教育支援」の事業について来年度8千万円の予算を計上したという報道がありましたけど、これが実際どんな取り組みとして具体化していくのかについてもまた、時間の許す限りこのブログで見守っていきたいと思います。


初年度の来年は調査研究がメインとなって、全国的に何かが変わり始めるのはあったとしても先の話なのは間違いないでしょうけど、この先実際何かが変わってくるのか、それをこの先6年間のちーちゃんの小学校生活を通じて感じ取れるかもしれないというのは、とても楽しみです。

来年度はケイが最終学年で受験もあるし、我が家の子育て年表的には節目が重なる年。これは間違いなく過去最速で過ぎ行く1年になるだろうという諦念が、年明け前からもう湧き上がってくる年の瀬なのでした。