努力する子の育て方

努力に勝る才能無し!努力の才能を育てる教育法、ボルダリングによる育児ハック実践、我が家の超個性的なギフテッド児の生態など

うちのギフテッド児と将来の夢

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子供の将来の夢の話って、聞いていて面白いですよね。親ならば、子供が将来何になりたいと思っているかは、常に興味のあるところではないでしょうか?

変にプレッシャーにならないようにとは気にしつつも、どうしても我慢できずに「大きくなったら何になる?」とか「将来どんな職業につきたい?」みたいな質問を、ケイに対してたまにしてしまいます。

果物になりたかったうちの子

ケイに将来の夢を聞くのが止められない理由の一つに、ケイが小さい頃、一番最初に答えた「将来の夢」が非常にユニークで、インパクトがあったということがあります。

ケイの幼稚園は毎月お誕生日集会があって、その月生まれの児童がみんなの前で挨拶をするというイベントがありました。その挨拶の中身に「大きくなったら」という設問があったのですが・・・年少時のケイの回答は、「みかん」でした。

お誕生日集会には親も招待されていたので、みんなの前で「おおきくなったら、みかんになりたいです!」と元気よく宣言するケイの映像が残っていて、今でもたまに見返して楽しんでいます。

検索すると将来の夢を聞かれて「ぶどう」とか果物を答える子供はそこそこいるみたいですけど、20人くらいいた同じ月生まれの子供たちの中で、人やキャラクターでないものを答えたのはケイだけでした。

ケイの担任だった幼稚園の先生は「みかんになりたいと言うのは~みかんのふさみたいにみんなで仲良く集まっていたいという意味で~・・・」と何やら一生懸命ケイの回答をフォローしてくれていて、それもまた面白かったです。

年中、年長の時のお誕生日集会では、ケイの「大きくなったら」はもう「みかん」ではなく、仮面ライダーとかそのあたりの、幼児としてはよくある回答になっていました。まあまともな発達なんだと思いますけど、それも少し寂しく感じたくらい、「みかん」は個人的にお気にいりでした。

ケイはみかん大好きですからね。なりたかったんですよ。そうなると共食いですけどね。

 

 

聞くたびに違う将来の夢

小学生になってからは、ケイの方から将来の夢を唐突に語ることも出てきたんですけど、聞くと毎回内容が違っていて、しかもその幅がとても広いのが面白いです。

小学校の先生、ボルダリングジムの店長、電車の運転士、サッカーのコーチ、宇宙飛行士、科学者、大学の先生、パン屋さん、工事現場の人、大工さん、そしてYoutuber。「林修先生みたいになってテレビでクイズに答えたい」と言いだしたこともあったので、「とりあえず東大に行って有名になるといいよ」とそそのかしておきました。

そういえば先日は「会社に入って社長になるにはどうしたらいいの?」とか「警察の一番偉い人になるにはどうしたらいいの?」と、何やら権力を握るための方法を妙に熱心に質問してきていました。なんか急に、成り上がりたくなったのかな?と思いながら質問に答えていましたが、社長になる方法の話をし過ぎて、どうしてそれが気になったのか聞くのを忘れてしまったのが残念でした。

まあ色んなことに興味があるというのと、職業とか将来の夢というものが、まだイマイチよくわかっていないという部分があるのだと思いますが、ケイの興味がどこへ向かっていくのかは、いつも楽しみにしています。

自分の目標を持つことが人生を楽しむコツだと思う

これは私の勝手な考えですけど、何か本気で打ち込むことが見つかったなら、それだけで人生の半分くらいは上手くいったようなものだと思っています。能力は十分あるのに自分が何をしたいかわからないという人を実際に見ると、目標や夢を持つことがいかに大切で、そして案外難しいことかというのを実感させられます。

聞くたびに将来の夢がころころ変わるケイが、いつ目標を定めるかは彼にしかわかりませんが・・・それが何になるのか楽しみにしつつ、納得の目標に出会えるように、色んなことを経験するサポートをしていったらいいかな、と思っています。