努力する子の育て方

努力に勝る才能無し!努力の才能を育てる教育法、ボルダリングによる育児ハック実践、我が家の超個性的なギフテッド児の生態など

うちのギフテッド児 小学一年生のトラブル事件簿

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先日、うちの長男ケイの小学一年生の課程がすべて終了しました。ついこの間、入学式だったばかりなんですけど?もう二年生?とあまりのスピード感に困惑しております。一番上の子の小学校入学ということで、親の私達も初めてのことばかりで、不安、楽しみ、驚き、色々入り混じった新鮮味のある一年間でした。

思いおこせば一年前、入学式を目前に控えて、ケイの小学校生活がどうなるか、妻と二人であれこれ心配していました。幼稚園で何度か他害トラブルを引き起こし、異様な負けず嫌い、人並み外れた対人積極性、空気を読まない衝動的な発言、集中すると指示が通らなくなる、じっとしているのが苦手・・・これだけ揃っていれば、まあ心配しすぎということもなかったと思います。

それでは、実際この一年どうだったかというと・・・いや、予想通りのものから予想外のものまで、やっぱり結構色々ありましたね(笑)というわけで、今日はケイの小学一年生を振り返りつつ、やらかしたり、巻き込まれたりしたトラブルと、ついでに成長した点についても紹介していきたいと思います。

好スタートだった一学期・・・からいきなりの大事件

入学前は本当に心配していたケイの小学校生活でしたが・・・フタを開けてみれば親の心配をよそに、ケイは結構すんなりと小学校生活に馴染んでいきました。友達ともすぐに打ち解けて、休み時間には活発な男子グループの中で毎日元気に外遊びをしていたようです。入学してすぐの運動会や、校外学習も、特に問題なくきちんと参加できていました。

学校から呼び出しがあったのは、一度ケイが派手に転んで頭を打った時だけだったと思います。担任の先生との面談でも、負けず嫌いや衝動性、会話が一方的になるコミュニケーションの問題は認識されつつも、「しかし、一年生ではまだそういう子は多いので」と言われ、発達が遅いとか、飛びぬけてできないことがあるという印象は、特にもたれていませんでした。

一学期にあった大きなトラブルは、なんと言ってもケイが集団いじめに巻き込まれたことです。まさか一年生の一学期からいじめが始まるなんて思いもせず、状況の認識を誤り、解決が二学期にずれこんでしまいました。そして、ケイが他の子に暴力を振るっていると思いこんで、ケイを発達外来に受診させたりと、親も盛大にやらかした事件でした。まあ発達外来の受診は、ケガの功名って感じもするんですけどね。

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夏休み、発達外来の受診

普段からのボルダリング、サッカー、スイミングに加えて、サッカーの宿泊合宿に参加したり、おじいちゃんおばあちゃんの家に一人で宿泊、その他家族旅行2件の合間に夏休みの宿題をこなし、ケイの初めての夏休みは結構スケジュールがきつめでした。

しかし、親が一番覚えているのはなんといっても発達外来の受診です。この受診でケイはADHD+アスペルガー症候群の診断をもらい、IQが130を超えていることがわかりました。今後のケイの育成について、私達親のものの考え方を非常に大きく変えた夏休みでした。 

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二学期、特性が目立ちはじめる

一年が終わった今振り返ると、一年生の一学期はクラス全体に秩序がなくて、ケイの特性もカオスの中に埋没した部分があったんだと思います。それが二学期になると、クラスに規律が浸透しはじめ、ケイのユニークな特性が一学期に比べて少々目立ってきた感じがありました。

手を上げて発言するタイミングでそれが守れなかったり、クラスメイトが発表している時に突っ込みを入れて叱られたのが二学期でした。一学期にはクラス全体でそんな子が多かったので何も言われていなかったのですが、二学期になるとそういう子が減ってくるので、衝動性が強いケイが目立ち始めたのだと思います。

一学期と二学期の授業参観でも、クラスの様子の違いは非常によくわかりました。一学期の授業参観では全体的にわちゃわちゃしていて、立ち歩きをする生徒も複数いたりしたので、少々のことでは目立ちませんでした。しかし、二学期の授業参観ではクラス全体がぴしっと締まってきた結果、ケイの特性がより目立ちました。

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二学期のケイのトラブルとして、「クールブランコくぐり事件」がありました。まあ事件というほど酷くはないんですけど↓の動画のようなブランコを使った危ない遊び方を、ケイが学校で真似して怒られた一件です。

まあ男子数名でやっているところを見つかって怒られたらしいので、ケイの単独犯行ではないのですが・・・その遊び方を紹介していた番組をケイと一緒に見た記憶もあれば、公園でケイに「クールブランコくぐりしてみたい!していい?」と聞かれて止めた記憶もあるんですよね・・・。だからきっと、先導したのは・・・ああ、ダンスィよ。

三学期、過集中問題に花が咲く

三学期に一番問題になったのは、ケイの本に対する過集中でした。冬寒い中、ケイも外遊びの頻度が減り、休み時間は学校の図書室から借りてきた本を読んで過ごすことが増えていました。短い休み時間にもせっせと読書をしていたのですが、それで授業の開始に気づかず、注意されたり叱られたりしたことが、何度もあったそうです(本人の自己申告)。

ケイの小学校はチャイムを廃止していて、一年生から時計を自分で見て行動することが求められているらしく、それが浸透し始めた3学期、授業が始まっているのにケイだけが読書をしていて気づかない、というシチュエーションが頻発したようです。酷い時はテストの準備が始まっているのに気づかずに読書を続行してしまい、廊下に机を出されてテストを受けさせてもらえず、温情措置で20分休みにテストを解いた、ということもあったとか。

過集中の特性はADHDとアスペルガーの診断と共に担任の先生に伝えていますが、肩を叩いて気づかせるといった配慮は特段とられなかったようで、ケイは自力でなんとかするように期待されていました。親にも特に連絡はこなかったので、先生はしばらく指導していれば直ると踏んだのかもしれません。

この件はケイに学校の話を聞いている中突如発覚したので、ビックリしました。ケイの読書好きと集中力は本当に素晴らしいと思うのですが、授業開始に気づかないというのはなんとかしないといけない。

休み時間はなるべく友達と遊ぶ、というのも一瞬考えましたが、活動内容を制限するのはなるべく最小限にした方が良いかなと考え、ケイには学校での読書は昼や業間の長い休み時間だけにするのはどうかと提案して、ケイもそのアイディアを受け入れました。

問題が発覚して対策を取ったのが三学期も半ば過ぎだったので、観察期間があまりないうちに春休みになってしまいましたが、その後の様子を聞く限りでは、授業開始に気づかず読書を続行してしまうトラブルは起こしていないようです。「最近は短い休み時間に読んでもきちんと止められる」とも言っていました(まあそれが当たり前なんですけどね)。

 

 

ポジティブな要素、成長した点

1年生を振り返って良かった点も書くと、まずケイのやらかしたトラブルが上に書いた程度で済んだのが、本当によかったです。まあ、正直親が知らないだけで、書いた以外のやらかしも色々あるんだとは思うんですけどね。先生が対処に困って親に相談してこないのであれば、基本的には先生のキャパの中でおさまっている案件なのだろうと考えています。

就学前からとにかく恐れていたのは、ケイの特性が他害、暴力、授業妨害、こうした他人を巻き込む深刻なトラブルに結びつくことでした。年長の時に他害トラブルを起こしたときは、ほんの数回であっても地獄でしたからね。ケイがこの一年間こうしたトラブルとほぼ無縁でいてくれたことで、親の心が死なずに済みました。

衝動的な空気の読めない発言が目に見えて減ってきたのは、この一年間でケイの成長がみられる点です。二学期までは、妻と私が会話しているところにケイが突然全く別の話で割り込んでくることが非常に多かったのですが、三学期になってからは、その頻度がずいぶん減ってきました。本人曰く、学校でも手を挙げるべきタイミングではきちんと挙手して発言できるとのことなので、その調子で頑張ってほしいと思います。

この一年間で何より一番素晴らしかったことは、ケイが一年間ずっと楽しんで学校に通えたことでした。授業参観後の保護者懇談会では、一時的な登校しぶりや不登校があったことを話してくれた親御さんも何人かいて、学校へ毎日楽しく通えるというのは、一年生であっても決して当たり前ではないとうことがよくわかりました。「ケイが学校に通って楽しいと感じる」という条件は、今後何かに対処していく際にもまず第一に考えていこうと思っています。

二年生になったらまた油断できない

最初はカオスだった一年生のクラスに秩序がもたらされる中で、次第にケイの特性が目立つようになった経過を見て、ケイが小学校で上手くやっていけるかという問題は、学年が上がるごとにシビアになっていく可能性があるということを意識しました。

子供たちが次第に自分と他人の違いを認識し、社会の中での自らの位置づけを意識するようになっていく中で、ケイがそこにどう適応していくかも、少しずつ複雑な問題になっていきます。もちろんケイ自身の社会性も発達していく中で、ケイの学校生活への意識というのも、色々な変化を遂げていくのでしょう。

社会への適応は何もケイだけの課題ではなく、どんな子にとっても難しさがあるのでしょうが・・・ちょっと特性がぶっ飛んでいるケイの二年生がどうなるか、楽しみは当然ありつつも、やはり心配は尽きないのでした。