努力する子の育て方

努力に勝る才能無し!努力の才能を育てる教育法、ボルダリングによる育児ハック実践、我が家の超個性的なギフテッド児の生態など

うちのギフテッド児、塾へ行く

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もう松の内どころか1月が終わってしまいそうになっていますが、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

2022年は、次男・ちーちゃんが年長さんということで、我が家にとっては2回目の就学準備の年になります。まあ長男・ケイの時は散々心配した就学準備も、ちーちゃんの場合はこれまでさして心配な点は無く・・・兄と比べて選り好みと移り気が少々激しいちーちゃんの場合、むしろランドセル選びがスムーズに行くのかの方が心配なのですが・・・。

我が家の子育てにおける今年の主要イベントもう一つは、公立中高一貫校を受験したいと言い出したケイの塾通いがいよいよスタートするということ。

小学生が中学受験のために塾通いというのは、今日日当たり前のことなのかもしれないけれど・・・私のように小学校の時は勉強なんてせずに毎日遊んでいて、受験産業とあまり接点を持たず大きくなり、受験勉強が嫌いだった人間にとってはちょっと想像のつかない未体験ゾーン。

加えて、小学校でも型にはまらず色々と問題を起こしてきているケイがちゃんと塾通いできるのかというのも、我が家にとって少々心配の種なのでした。

塾に行かせようと思った理由

中学受験をするなら塾へ行くべし、と決まっているわけではないのだろうけど、うちの場合はケイが公立中高一貫を受けたいと言いだしてすぐに、それなら塾へ行ってもらおうという方針は決まっていました。

親の受験経験の無さはもちろん大きな理由なんですけど・・・一番の決め手はなんと言っても、ケイの行きたい学校にやたら進学実績のある塾が近所にあったこと。なんでもその学校の募集定員の内、半数くらいがその塾から合格しているそうで・・・。

明らかにノウハウを持っているその塾に行って、合格ラインと自分の位置を教えてもらいながら受験勉強をするのが、入って勉強したい学校に合格する手段としては一番確実だろうと思われました。

というわけでその塾に入塾希望を出したところ、特に問題なく入れてもらえるということになり、ケイは最近週一の塾通いをスタートしました。

 

 

 

イメージと違った「適性検査」

中学受験は、方程式を使わずに算数の難問を解くための「特殊算」のイメージが強くて全く印象が悪かったのだけど・・・ケイの塾の先生の話を聞いて、自分の持っていた中学受験のイメージが随分偏っていたということを知りました。

というのも、ケイが受験するつもりの公立中高一貫校が出す試験問題は「適性検査」と言って、小学校範囲を超えた問題を特殊算で無理やり解くような、いわゆる中受の試験問題とはずいぶん毛色が違うのだとか。

実際の内容を見せてもらうと、それは何やら「総合問題」という雰囲気に近く、算数の問題でもかなり長めの文章を読み、書いてある条件とデータを理解した上で問われていることに解答を出す、知識と記憶よりもその場の論理的思考判断を重点的にみる問題のようでした。

ケイは特殊算みたいな本質から外れた勉強はしなくて済むのだ・・・そう思ったら嬉しくて、ちょっとニコニコしてしまった気がします。

それにしても、適性検査というのは算数の問題でも文章での説明を求められたりするので、まるで国語のテストみたいになっていたりする部分もあり、採点するのも難しければ、正しい回答の仕方を過不足なく指導するのも中々大変そう。

もちろん親も勉強すればある程度ポイントはつかめるのだろうけど、これはノウハウのある塾に頼るのが効率的だろうと感じました。そもそも適性検査がどういうものかよくわからずにここまで来た親なのだし、受験対策は基本的に塾に丸投げするという自分たちの心づもりにも、正解の確信が持てたのでした。

うちの子の通塾の様子

さて、年が明けてすぐからケイの塾通いも少しずつ始まっていますが、「塾どうだった?」と感想を聞くと「うん!楽しかった!」といつもより一層弾んだ返事が返ってくるので、どうやら結構楽しめている様子。

理由を聞くと「問題が考えがいがある」「先生が楽しい感じ」だからだそうで。問題が楽しいと感じられて、説明が上手な先生がいるのならば、それは勉強が好きなケイにとっては行くのが楽しみな空間になるのではないかと思います。

他の子の迷惑にならないように勉強できているかどうかは、まあこれからしばらく様子を見てみないといけませんが・・・とりあえず本人的には「問題なくできてる」ということみたいです。

まあ塾の授業は学校に比べたら時間も短く濃密だし、途中本を読んだり脱線するタイミングが無いので、ケイが別のことに集中したりする危険性自体があまり無いのかもしれせんが・・・学校と違って塾は放り出される可能性もあるので、そこだけ心配です。

適性検査の勉強は論理的に伝わる文章を書く練習にもなりそうなので、塾の授業は受験対策という面以外にも、ケイにとって結構良い訓練になるのかもしれません。

能力が伸びて、自分が入って勉強したいと思う学校に合格できるなら、それは良いこと・・・ということで、これから2年間の受験勉強。まずはケイの塾通いに大きなトラブルが出てこないことを、まず祈っていくことになりそうです。