努力する子の育て方

努力に勝る才能無し!努力の才能を育てる教育法、ボルダリングによる育児ハック実践、我が家の超個性的なギフテッド児の生態など

うちのギフテッド児、初めての模試の結果

 

 

 

まだ7月にもならないうちに本州の梅雨が明け、連日の猛暑日が襲う毎日・・・低気圧が続くと体調を崩しがちな私は一刻も早い梅雨明けを毎年願うアンチ梅雨前線側の人間ですが、今年は流石に、ちょっと太平洋高気圧の頑張り過ぎが心配です。

そんなふと気を抜けば溶け出しそうな暑さの中を、今日も塾から元気に帰ってきたケイ。何やら貰って帰ってきた物を見ると、それは先月、まだ太平洋高気圧にここまで気合いが入っていなかった頃に行われた、模試の結果でありました。

ケイにとっては、初めての塾の模試。志望中学の合否判定も出るとあって、中学受験をする上での現在の立ち位置というものが見えてきます。

学校の勉強は良く出来ているみたいだし、「すらら」を使って家でマイペースに進めている数学の先取り学習の進度を見る限り、小学校の算数だったらかなり余裕がありそうだと思っていたけれど、これまで入試問題を解く機会はなかったケイ。

応用問題が多い適性検査入試はやはり対策が物を言う世界ということで、果たしてケイがこれまで家で進めてきた勉強が受験対策としてそのまま通用するのかは、実際見てみないとわからないところでした。

適性検査模試の結果

今回ケイが受けたのは、理数系と文社系の2つに分かれた適性検査の模試。早速結果を見せてもらうと・・・理数系テストは結構出来ていて、偏差値は70を超えていました。一方文社系の方は、偏差値50半ばの平均くらい。

そして一番気になる志望中学の合否判定は、二つのテストを合算した総合点で合格率70%以上のB判定といったところでした。

今回、塾に行き始めて間もないうちに受けた模試で理数分野の偏差値70オーバーというのは、ケイの算数/数学が中学受験で十分武器になるレベルだということを示唆する、中々心強い結果でありました。

一方、文社系のテストの結果は平均の少し上という結果で、こちらのテストの点数だけ見ると志望する中学の合格水準には届いていませんけど、ケイはこれまで国語と社会の勉強を家で特段やってきていませんからね・・・。

答案を見ても、文社系適性検査の失点の大部分は漢字と選択問題のケアレスミスなので、それでも平均は超えるというなら、むしろ今後塾での勉強による伸びに期待が持てそうです。

本人的にも、理数系に比べた文社系の弱さと同時に、文社系適性検査の点は比較的簡単に上がる余地があるというのが理解できて、これからは少々意識して国語と社会の勉強もする気になった様子。

というわけで、一発目この内容で合格率70%超だったら、今後気を抜かなければかなりいけそうじゃない?という感想を抱いた、ケイの初めての適性検査模試でありました。

模試の結果に安堵した理由

5年生時点の模試の結果で何かが決まるわけでは全くないんですけど・・・今回の模試が存外悪い結果でなかったのは、我が家にとっては安堵するニュースでありました。

というのは、中学受験を目指して塾に通い始めたら習い事を止めて勉強時間を確保するなんて話を良く聞くところ、うちの場合は塾通いと同時に逆に習い事を増やしたんですよね・・・。

この春ケイが新しく行き始めたのは近所でやっているテニススクール。ケイのテニスへの興味は小さな頃からで、昔から公園やスポーツ施設でテニスコートを見かける度「あれは何?どうしたらできる?」と毎度のように聞いてきていました。

目に入ったものをやってみたいと言うのはいつものことだから、適当に流しておいたらその内言わなくなるかと思っていたんですけど、ケイのテニスへの憧れは全く褪せることなく・・・先の冬に家の近くでテニスレッスンが受けられる新しいスクールのチラシが入っていたので体験に連れていったら「僕これやる!やりたい!やらせて!」と言って聞かなくなったのでした・・・。

というわけで、サッカー、水泳に加えてテニスまで始めたケイ。小学5年生で授業時間だけでなく委員会活動にクラブ活動も増えて、その上塾の授業と宿題も増えて、それで「すらら」の数学も自分でやっていくとしたら、いくら毎日謎のエネルギー全開のケイでもしんどくなりやしないのかと結構心配したのでした。

上の適性検査模試の日も、午前中スイミングの後に模試を受けて、午後は塾で授業2時間とかいう私だったら聞いただけでお腹いっぱいで、塾では絶対眠くてしょうがないであろうスケジュールだったんですよね。

まあ、実際その日のケイはと言えば、朝6時頃起きて「すらら」をやってゲームして読書して、その後1時間スイミングでみっちり(タイム級なので基本泳ぎっぱなし)泳いだ後に模試を受けて、塾からニコニコ笑顔で帰ってきたと思ったら公園で遊んで夜はYoutubeとテレビを見て・・・と寝るまで通常営業で騒いでいたんですけど・・・。

そんな風に表向きこなせているように見えても、模試の結果が悪かったりしたら受験を見据えて時間の使い方をもっと見直す必要が出てきてしまうと感じていたので、今回の結果にはほっと胸を撫で下ろしたのでした。

 

 

 

受験生でも「勉強だけ」はなるべく避けたい

まあ、受験本番まではまだ1年半以上あり、周りの子供達の受験対策も進むのだからそんなに楽観視ばかりはできないのですけど・・・それでもやっぱり、できることなら小学生の内は、勉強一辺倒にならずに色々と好きなことをやる時間があった方がいいと思うんですよね。

それに、勉強量を増やすためにも体力があるのは有利というのを考えたら、勉強も運動も並行してこなす余裕があるのであれば、できる限り続けていた方が良さそうというのも感じるところ。

本格的な受験生になる来年も全く同じ調子でいけるのかどうかはわかりませんが・・・とりあえず勉強のパフォーマンスが出ているようなら、スポーツ系の習い事もケイがやりたいだけ続けさせてあげたいなあと思います。

小学生時分だったとしても、私だったら体力的に無理だし嫌になってしまうスケジュール密度なんですけど、それがやりたくて、そして普通にできてしまうのがケイだから・・・。

ケイを見ていると、やっぱり生まれついての違いというのがあるんだよなあと、痛感せずにはいられないのでした。