努力する子の育て方

努力に勝る才能無し!努力の才能を育てる教育法、ボルダリングによる育児ハック実践、我が家の超個性的なギフテッド児の生態など

うちのギフテッド児、3年生の成績表(あゆみ)と事件録

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我が家ではほとんど話題にも上らず、あまり日の目を見ないケイの学校の成績表(あゆみ)。そこで、せめてブログのネタにでもして供養することにしたのが、昨年の春のこと。 

 
それから1年以上が経ち・・・梅雨寒のこの時期に成績表のことを書いているのは自分でも実に違和感がありますが・・・今回は非常に遅まきながら、うちの長男ケイの3年生の成績表を供養しつつ、ついでに3年生の間に学校で起こった事件や問題についても書き留めておきたいと思います。

うちの子の3年生のあゆみ

成績表はスキャンなどをそのまま使うとどこの誰だかバレてしまうので、載せているのは例によって、実際のケイの成績表の内容にもとづき私がフォーマットを再構成したものになります。

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3年生から3段階評価の評定がつくようになりました。内容を見ていくと、国・数・理・社の4教科は学年評定は全て3、個別の評価項目も「よくできる」の中に「できる」がちらほら混ざる程度で、全体としては問題なくできているようでした。

音楽と図工は全て「できる」で評定は2、体育は全て「よくできる」の3。ケイは家でも読書、勉強、運動をしている時間が圧倒的に多くて(ゲームとYoutube、テレビの時間もそこそこ長いですが)、音楽や工作をしていることは少ないので、この辺は普段のケイからして特に違和感はない内容かな、といったところ。

「がんばろう」が無かったので、とりあえず学校での授業やテストについて心配ですサインは出ていないという点にほっとしました。

「あゆみ」から生活評価の記述が無くなった?

3年生のあゆみを見ていて気づいたのは、自由記述欄に児童の生活態度などに関する記述が無かったことでした。1,2年生の時は学校でどんな様子だったかを一言二言書いてあったのですが、それが全くなく代わりに英語や課外授業でどんな内容を行ったかという、学年全体のことが書かれていました。

まあ、1、2年生の頃ケイは読書に集中し過ぎて授業に戻ってこなかったり等、学校で色々とおかしなことをやらかしていたわけですが、それでも成績表にそういうことは書かれていませんでしたからね。

これはもう、児童個別の生活上の話は面談で詳しく聞いてくださいということなのだと思いました。先生が生徒個人への所見を書きづらいような、時代の流れもあったりするのだと思いますが・・・児童への指導は直接するし、親への報告も面談で直接する方が効果的だし面倒がないというのは、確かに理に適っているのかなと思います。

 

 

3年生、学校での生活と事件簿

というわけで成績表にはケイの学校生活に関する話は何も書かれていませんでしたが、新型コロナで色々とあった2020年度も先生との二者面談は開催されたので、ケイの学校での様子は先生から直接聞くことができました。

字が汚い

先生からまず言われたことは、字が読めないほど汚いことがあるという点。もうこれは「おっしゃる通り」ということで、家でも言ってはいるのですが、中々直りませんね・・・まあ私自身も字が汚いし、父子そろってスミマセンという感じです。



ただ先生曰くテストの解答が頑張っても読めない時があり、きれいな字で書けばもう少し点は上がりますよという話だったので、そこで損をしないようには言っていく必要があるのかな、と。学校のテストもそうですが、受験をするならそこでの損は本当にもったいないですからね。

読書に夢中で授業開始に気がつかない(3年連続3度目)

休み時間に読書をしていて授業が始まっているのに気がつかないトラブルが、またあったそうです。以前のように図書室から帰ってこられないというような派手な(?)やつは流石に無くなったみたいですし、先生が「こんなシチュエーションでした」というのを説明してくれたところから推測するに、頻度的には減ってきているのだとは思うのですが・・・。

同じく多少はマシになってきたのを感じているものの、家でもテレビや本、タブレットに集中している時は、未だに声をかけても全く無反応な時があります。これは引き続き注意を要する点として、4年生の先生へのお手紙にしたためることとしました。

壁に衝突して頭を打ち保健室へ

休み時間に壁にぶつかって頭をうち、体育を見学する羽目になったという事件がありました。本人は体育の授業に出たかったので休む休まないでひと悶着あったそうですが、大事をとって休ませたという話。そういえばそんな連絡が家にも来ていましたが、様子に変わりがなかったので病院に行ったりはしませんでした。

それにしても、なぜ壁に・・・?本人に聞くと「ちょっと勢いが余った」とのこと。とりあえず自損事故であり、何か彼の日常の範疇から少し逸脱した結果だというのは感じ取ることができましたが・・・まあ、うん・・・深い理由があったとしたら逆に心配なやつですね、きっと。

先生からは「そろそろ身体も大きくなってきて危ないので、室内で走ったりしないように指導をお願いします」という要請。まあ本人的にもケガをしたり授業に出られなかったりすると面白くない、損だというのは認識出来ているようなので、その点を強調して伝えておきました。

遊具や鬼ごっこで友達とケンカ

友達とは一緒に遊べていますか?という質問をしたところ、「ケンカなんかは無いわけではないけれど、みんなで遊ぶ輪にはしっかり入れている」とのことでした。ケンカについても、先生の所感的には3年生の男の子ならよくある程度ということのようで、特に指導をどうこうという話にはなりませんでした。

「ケイ君は足が速いので人気があります」という話もありました。足の速さが小学生のステータスというのがこの令和の時代でも変わらないのは、中々興味深いものがあります。

4年生の今年も成長を願う

引き続き、何やら色々と問題はあるケイの小学校生活ですが・・・廊下で保健便りを熟読して授業に帰って来ない珍事も3年生では流石になくなったようですし、2年生の頃と比べれば、少しずつマシになってきているのかなというところ(もしかしたら教室への道中に掲示物が無くなっただけという可能性もありますが)。

家でも、学校や習い事の準備はケイ自身にまかせておけば心配ない状況になりましたし、話の仕方も「そういえば、○○の話なんだけどさ」ときちんと何の話題かわかるように話し始めることができるようになってきたりと、やはり少しずつ成長しているのは感じるんですよね。

2020年度は新型コロナで春先は学校が無くなってしまったり、再開後も学校行事が取りやめ・縮小になったりと、本当にこれまで誰も経験したことがない未曽有の一年でした。

早いものでもう3か月が経とうとしている今年度も、新型コロナワクチンやオリンピックの開催をめぐって社会の混乱は中々解消されませんが・・・とりあえず今のところ学校が無くならないのは、私たちにとってもケイにとっても有り難いこと。

今年もケイが学校生活を楽しんで、昨年度よりも成長してくれることに期待したいと思います。