努力する子の育て方

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うちの小5の成績表(あゆみ)とこの一年の学校生活

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ここ数年はとにかく気の早い満開の桜に囲まれて、うちの長男ケイは先日5年生の終業式を迎えました。

今回のの終業式は体育館に全員集まって行われたそうで、小学校が着実に以前の姿を取り戻しつつある様子に嬉しくなりました。

もっとも、出席した当の本人は「校長先生の話が長かった・・・」との感想をもらしており、まあ確かにその辺の有難みの感じ方は、実際出席するかどうかで変わってくるのかもしれません。

この2023年度は日本全体で脱コロナ禍が一段と進む一年となりそうで、ついに6年生となったケイの小学校ラスト一年が、これまでとどう変わっていくのかはとても楽しみです。

しかしその前に、つい先日終わった2022年度について、いつもの通り成績表の供養と、一年間の振り返りを済ませておくことにしましょう。

うちの子の5年生のあゆみ

では早速、我が家ではあんまり日の目を見ない、成績表(あゆみ)の供養から。例年通り、載せているのは実際のケイの成績表の内容を、私が再編集したものになります。

 

 

成績のつく科目として、5年生から外国語(英語)と家庭科が新たに増えました。ケイはどちらの科目も非常に気に入った様子で、特に家庭科の実習は「明日はミシンがある!」「今日作った料理を家でも作ってみたい!」などと毎回とても楽しめている様子でした。

それで成績の方はというと、国語、算数、理科、社会、外国語、家庭科、体育が3で、音楽・図工が2。今年も「がんばろう」は無く、学校での学習には全般的に問題なく取り組めている様子がうかがえました。

成績全体の傾向は3年生と4年生の時とやはりほとんど変わりなく、その点からもケイの学校での学習の様子は、恐らくこれまでと大きく変わっていないのだろうと感じました。

ケイの志望する中高一貫校の調査書は、一応この5年生の成績から記入が求められるという話です。

まあこんな数字からわかることは多くないし、これを重視するような学校があったらそれはかなり疑問ですけど、とりあえずぱっと見心配なところは無い内容になっているので、調査書の見た目を気にする必要がなさそうなのは一応良かったのかな、と思います。

5年生の生活の様子

さて、2022年度も面談で先生からケイの学校での様子を先生から聞くことができましたが、5年生になって、ケイの以前からの問題は着実に改善していっているようでした。

「読書に夢中で」問題がついに解決?

4年生までのケイは、本が好きすぎて休み時間終わりに図書室から戻ってこられなかったり、休み時間に読み始めた本を授業が始まった後も読み続けたりといった問題を毎年指摘されていましたが・・・

 

5年生になり、ついにそれが無くなりました。ケイの本好きは相変わらずで、図書室の利用率も高かったようなので、小学校の5年間かけて、彼はようやくそこを切り替える能力を身に着けたと言えます。

家で読書をしている時やテレビを観ている時にも、声をかけても反応しない様子というのは非常に減ってきたので、やっぱりその辺の発達はかなり人並みになってきた感じかなと。

まあ家では外出の用事の直前にまだ本を持ってうだうだしている事もあったりしますけど、とりあえずケイの本に対する過集中の問題は、かなり解決してきたと考えても良さそうな手応え。6年生もこの調子で行ってもらいたいと思います。

鼻歌は無くなったけど・・・

4年生の時に新たな問題として持ち上がった、ケイの鼻歌。歌や音楽に興味が出てきたことで、暇になるとつい鼻歌が出てしまうという話でした。

その後もケイは良いと思った曲を聴くとタイトルをノートにメモしたりして、音楽への興味は変わらない様子だし家ではよく鼻歌も歌っていますけど、5年生になってからは、テストや授業の時に鼻歌を歌うことは無くなったみたいです。

ただ、鉛筆でコツコツ机を叩いたり、音を出して周りからうるさいと注意されるケースはあったようなので、とにかく音を出さずに暇をつぶす方法を見つけるように要請しました。

どうして頭の中で歌ったり音を出すので満足できないのかな、と不思議に思うんですけど・・・まあやっぱりどんな暇つぶしが好みかも、みんな少しずつ違うんでしょうね・・・。

友達関係

高学年ともなると一気に複雑になってくる学校での人間関係。色々やらかしがちでマイペースなケイがクラスで馴染めるかは毎年心配するのですが、やはり今年のクラスでも、そんなに問題はなかった様子。

むしろ今年は非常に相性の良い、お互い親友と思えるような友達ができたそうで、学校では毎日ゲームやらYoutubeやらの話で盛り上がっていたということなので、本当に良かったです。

クラスには絡んでちょっかいをかけてくるクラスメイトもいたりして、そういう子にイラついてケンカになってしまったこともあったみたいですけど、まあそういうのは突発的な問題で尾を引くことはなかったみたいでした。

今年の担任の先生は、これまでケイの担任になった先生達の中でも一番生徒を自由にさせる感じのクラス運営をする方だったようです。

クラス懇談会では複数の保護者から「仲の良いクラス」という言葉が出ていて、クラスの様子も個人個人の個性が頻繁に垣間見える、中々いい雰囲気だったようなので、ケイにも過ごしやすかったかもしれませんね。

クラスの外では、5年生になって委員会活動も始まりましたが、本人に聞くと仕事はしっかりしているとのことで、一緒に委員会の仕事をした上級生と街中で顔を合わせた時に親し気に話をしていたりと、何やら結構上手くやっているようでした。

あと、どうやら好きな女の子というのもできたそうで・・・そうだよね、もうそういう年頃に差し掛かってるよね、自然なことだよねとは思いつつ、子供から感じる思春期の気に、お父さんはちょっとドギマギして詳しく話が聞けないのでした。

小学校もラスト1年

ケイの入学当時あんなに長いと思った6年間の小学校生活も、ついに残すところ1年。

この5年間ずっと楽しく学校に通えてきたケイなので、コロナで無くなっていたイベント事もさらに復活してくるであろう今年は、大好きな小学校を最後まで、出来るだけ楽しんで貰いたいと思っています。

まあ、今年ケイは受験なので、親としてはそちらの心配が新たに大きくなっては来るのですけど・・・。

とりあえず、入学当時あんなにわちゃわちゃで心配だったケイだけど、この5年間での成長に、6年生の今年もそれなりになんとかなるだろうと思えるのは嬉しいですね。

それにしても自分で可笑しいのは、ケイが入学してからのこの5年間、振り返れば実にあっという間だったと感じている関わらず、今年入学する次男ちーちゃんのこの先6年間を思うと、やっぱり小学校は長いなと感じること。

その辺の感覚の再現性に、のど元過ぎれば熱さ忘れる自分の単純さをしっかりと認識させられている、今日この頃でありました。