努力する子の育て方

努力に勝る才能無し!努力の才能を育てる教育法、ボルダリングによる育児ハック実践、我が家の超個性的なギフテッド児の生態など

うちのギフテッド児の小学校卒業&最後の成績表(小6あゆみ)

 

 

2024年の3月、良く晴れた少々風の強い日、うちの小6ケイの卒業式がありました。

あ~~思い返すと蘇る数々のトラブルの記憶・・・今年度1年生に上がった弟のちーちゃんの一年間の平穏ぶりと比べても、やはりケイの小学校生活は平均からはかけ離れていたと感じます。

まあしかし、ケイはこの小学校で良い意味でも目立った存在だったのではないかと。

今年度は運動会の対抗リレーでアンカーだったし、数検3級を取ったり中高一貫校の高倍率の受験を勝ち抜いたりして、なんというか一言で言えば、パフォーマンスの出る問題児だったかなと。

このブログではケイの小学校での様子について随分と書いてきたので、ケイの卒業はそういう意味でも大きな節目。

ケイの様子は中学に入ってからも引き続き書いていこうと思っているので、流石に小学校の話はしっかり年度内に記事にしておかないと格好が悪すぎる・・・ということで、こうしてギリギリになって頑張っている次第。

そして、ケイが小学校から通知表をもらうのも今回が最後ということで、最後の通知表供養も、おまけに済ませてしまいたいと思います。

卒業するうちの子、朝の様子

大部分のクラスメイトとは別の中学に通うことになるケイ。まあ物理的な距離はそんなに離れないのだけど、それでもこの先同じ学校の生徒ではなくなる、一応お別れの朝。

どんな感じかな・・・と様子を伺っていましたが、準備をするケイはいたって普通、感傷や惜別感のようなものは全く感じられませんでした。

まあ、引き続きその辺で出会う確率は高いので、それはそうかという感じ。

ケイの小学校の卒業式は進学する中学校の制服で参加するのが習わしということで、ケイは受験した中高一貫校の真新しい制服に身を包み、しっかり自分でネクタイも締めて準備をしていました。

ネクタイの締め方はネットで調べて覚えたようで。まあ私が普段ほとんどネクタイをしないので、そういう父親よりもネットの方が間違い無いというのは正しい判断ですね。

ケイだけ少し早めに出発をして、親は後から学校へ。校内は下級生による卒業式のための飾りつけで賑やかで、1年生のちーちゃんが作ったと言っていた花飾りを見ながら会場の体育館へ向かいました。

 

 

卒業式でのちょっとした発見

幼稚園の入園式では何名かのクラスメイトと共に会場から脱走し、卒園式では証書をもらう壇上で先生とおしゃべりしていたケイ。

そんなだから、小学校の入学式では不安を抱えてケイの様子を見守っていましたが・・・そういうハラハラドキドキも、今は昔。

もう式中は静かに座っているだけで、良く言えば安心、悪く言えば見所の無いケイなのでした。

そこで持て余した私がやっていたのは、ケイの同級生たちの進路チェック。卒業式は皆進学先の制服で参加ということで、ケイのように地元の公立中以外に行く子は、周りとは違う制服を着て来ます。

さて、制服が違うのは誰かな・・・と見ていくと、なんだか面白い傾向がある気がしました。というのも、地元の公立ではない制服の子達は、男女問わず結構な割合でわちゃわちゃ/問題児タイプの子達だったんですよね。

授業参観の時ずっとおしゃべりが止まらなかったあの子に、行事の時に「ケイ君のご両親ですよね?僕は~」とケイと似たようなマシンガントークを披露してきたあの子、クラスメイトのPCの設定を先生も直せないように書き換える"ハッキング"事件を起こしたあの子に、ケイが波長が合うと言っていたすごい早口でしゃべるいつもニコニコのあの子。

近隣の小学校に比べても中学受験者の割合がそう多くないこの小学校だから、というのも関係ありそうですが、「なんだか目立つあの子達」が揃って周りと違う制服を着ているというは、中々に面白い光景でありました。

以前運動会のリレーチームに同じような印象を持ちましたが、これはやっぱりある程度傾向があるんじゃないのかな・・・。

www.giftedpower.net

 

卒業式の終わり

そんなことを考えている内に、ケイの卒業式は波乱無く進み、ケイも今回は何一つケチの付け所のない所作で卒業証書を受け取っておりました。

式典後はクラスメイト達との記念写真を取りつつそのご両親達と挨拶を交わしたり、お世話になった児童クラブの先生方に挨拶したりしながら、順次解散。

そういえば「僕達、私達~」的なやつとか、お別れテーマの合唱なんかが一切無くて、全体として湿っぽさの無い、あっさり目の卒業式でした。

私が子供の時は卒業式の練習をしつこく長々とやった記憶がありますが、時代の流れに新型コロナでの行事縮小を経たことで、無駄が削ぎ落されていい感じの卒業式になっていたのではないか思います。

少なくとも、寒い体育館で誰のためか良くわからない練習を何度もした記憶だけが残っている私の卒業式よりは、ずっと良かったのではないかと。

うちの子の6年生の成績表(あゆみ)

さて、卒業式の数日前には最後の成績表の返却がありましたが・・・既に受験も終了した今、我が家での小学校の成績表の影はこれまで以上に薄くなってしまい・・・。

でもまあ、これまでも毎年このブログで供養を続けてきましたので、最後もしっかりネタにして締めくくりましょう。例によって、載せているのは実際のケイの成績表の内容を、私が再編集したものになります。

 



国語と外国語と音楽が2で、残りは3。強いて言えば相対的に語学の強みはあまり目立たないのかな?という感じですが、まあ最低でも中学受験をクリアできるレベルにはあるはずなので、そんなに心配はないのかなと。

これまでずっと2だった図画工作が3になったのが、個人的には一番大きな変化に見えました。

ケイは家でも絵を描いたりはほとんどしておらず、かなり多方面に興味を示す性格の中芸術方面への興味関心は薄いと感じていたので、その辺り芽生え始めた結果だったなら良いなと思います。

まあとりあえず、6年間を通して「がんばろう」が一度も付かなかったので、それ以上のことはそれほど気にする必要もなく・・・とにかく喜ばしいのは、6年間ケイが楽しく小学校に通い続けられたということで。

中学からは定期テストで順位が出て成績も付くので、勉強に向かう姿勢というのも小学校からは様変わりするわけですが・・・とりあえずまた6年間、楽しく学校に通い続けられるように祈っておきたいと思います。