努力する子の育て方

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うちの子(小5)の数学先取り 中学範囲が一通り終わって、どうする?

 

 

 

この間、うちの長男ケイの「すらら」の進捗をチェックしたところ、中学数学のステージが最後までクリアされておりました。

少し前の記事で「5年生のうちに終わるかも」と書いたところでしたが、思っていたより少し早く終わったなという印象。


「中学の数学全部終わったの?」とケイに声をかけると、「うん一応ね」との返事。小学算数が終わったのが小3の12月だったので、中学数学を一通り終えるのにかかった時間はおよそ2年ということになります。

「すらら」の保護者用ページで、この2年弱のケイの勉強の記録を振り返ってみると・・・ケイの「すらら」での勉強時間は毎月大体8~12時間といった感じでした。

ケイは「すらら」にほとんど毎日ログインしていたので、月10時間としてざっくり計算すると1日の取り組み時間は大体平均20分程度。

2年間、毎日20分でもコツコツと自分で先取り学習できたというのは中々大したものだし、ケイの「勉強が好き」はやっぱり嘘じゃないんだろうなと改めて思うのでした。

そしてもちろん、親が頑張らなくてもこんな風にケイの勉強が進んできたことについて、「すらら」の果たした役割は本当に大きかったな、ということも。

それで、この先どうする?

小3で小学校の算数が終わり、中学数学を始めた時から現実味を帯びてきていた「中学の数学も終わっちゃったらどうする?」問題がまさに現実となりましたが・・・とりあえず本人に「この先どうする?」と聞いてみました。

するとケイは「途中忘れちゃってるところがあると思うから、これから復習する」という殊勝な返事。

すぐに高校数学を始める!とならなかった辺りに、中学数学先取りの中で繰り返して覚えておく、身に着けるということの必要性を学んだ、ケイの成長があると思いました。

そこで次に「どこをどんな風に復習するつもり?」と聞いてみると、「うーん、二次関数は『すらら』でもう一度やるけど・・・他はまだわかんない」という返事。

どうやら、自分でも忘れている自覚がある二次関数の単元以外で、他にどこが弱いかはよくわからないということでした。

 

 

一石二鳥?の復習アイディア

「それなら、数検3級のテストを使って復習してみたら?」そう言ってみると、一瞬考えた後「なにそれ」と興味ありげに食いついてきたケイ。

家庭学習には確認テストがありません。そして先取りの内容は学校で勉強するのもずっと先のこと。

なので、自分がどれだけ身につけられて、忘れていないかを確認する手立てが少ないというのは、ケイの「すらら」の取り組みを見ていてずっと課題に思っていました。

一応「すらら」には単元ごとの習熟度を測るための確認テストは付いていますけど、ケイは練習問題で正解率100%を達成できるまで復習するという方法で確認テストを使わずに進めてきていたし、仮に確認テストをやったとしても、テストの後に色々忘れてしまっているなんてことも、また当然ある話。

じゃあどうやって復習するのが効果的かな・・・と「ケイがすららの中学数学終わったらどうする?」問題を考えていた中で出てきたアイディアが「数検3級」を使っての復習。

数検3級は中学3年までの数学の知識・技能の認定試験なので、その問題が解けるならば中学数学の基礎知識は身についたと判断できます。それに数検3級の過去問が解けるようになったらそのまま数検3級を取ってしまうことも可能。

小学生の間に数検3級を取るというのは中学受験的にも何かしらプラスにはなるでしょうから、来年度中学受験を控えたこのタイミングならモチベーションにもなって、一石二鳥以上になるんじゃないのかな・・・と思ったのでした。

そんな考えを伝えると、ケイは「数検3級って受験に役立つの?」と聞いてきたので「小学生の間に中学数学を勝手に勉強して身に着けた、勉強の好きな子だって証拠になると思うよ」と伝えたところ、ケイは見るからに「いいね!」という表情で「じゃあやってみる」と言ったのでした。

しばらくは数検3級への道

・・・というわけで、少し前から数検3級の問題を解き始めたケイ。答え合わせをして、わからなかった所は「すらら」でもう一度やるという形で復習を進めています。

とりあえず一回やってみたところ、すごく沢山間違えていましたけど・・・でも復習して思い出したら十分解けるという感じなので、まあ復習が進めば合格ラインの7割に乗るのは大丈夫じゃないかな、というのが見ていての印象。

数検3級にチャレンジするのがいつになるかはまだ不明ですけど、ケイは少し前に学校説明会に参加して、行きたいと言っていた中高一貫校への思いが更に強まったらしいので、受験生として本格的に受験勉強へと集中し始める前、今年度中には片づけておいた方が良さそうな感じはしています。

中学受験の前に中学数学を片付けておくというのは妙な感じがするけれど・・・その辺のアベコベ感がケイの面白いところだし、成り行きまかせでやってきた結果そうなる所が強みなんだよね、と改めて思うのでした。

 

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