努力する子の育て方

努力に勝る才能無し!努力の才能を育てる教育法、ボルダリングによる育児ハック実践、我が家の超個性的なギフテッド児の生態など

うちの子の4年生の成績表(あゆみ)と一年間の振り返り

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この間年が明けたと思ったら、もう桜が咲くかという今日この頃・・・先日終業式を終えたうちの長男ケイは、「お父さんの春休みはいつから?」などと無自覚に大人を煽りつつ、塾の春季講習やらサッカーチームの合宿やらと、春休みを満喫している様子です。

新型コロナで世の中全体がてんやわんやだった2020年度に比べたら、世の中も学校も全体として随分落ち着きを取り戻した感じがした今年度でしたが・・・ケイ個人のことを思い返せば、それなりに問題も成長も感じられた、そんな2021年度でありました。

去年はケイの1年間の総括が梅雨時期にずれ込むという体たらくだったので、今年はきちんと反省し、年度が終わる前にこの1年間のケイの学校生活の振り返りと、成績表の供養を済ませておこうと思います。

うちの子の4年生のあゆみ

それでは早速、成績表(あゆみ)の供養から。例によって、載せているのは実際のケイの成績表の内容に基づいて、私がフォーマットを再構成したものになります。
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3段階でつく学年評定は、国・算・理・社と体育が3で、音楽・図工が2。個別の評価項目にも「がんばろう」は無く、全体として平均以上にはできていて、そこまで注意を要する部分は無さそうだという内容でした。

見比べると、3年生と4年生での各教科の成績が、評価項目部分まで含めて瓜二つなのが中々面白かったです。まあ、ケイの家での学習や活動の様子を見ていても上記の成績には納得感があるので、二人の先生がつけてこれだけ似た内容になるというのは、ケイの能力や印象をよく反映した結果になっているのだろうという感じがしました。

4年生になっても我が家では特段話題になることなく、ひっそりとファイルに収められるだけの成績表ですけど・・・ケイが受験したいと言っている中学校の入試には小学校の調査書が一応求められているので、5・6年生になったら成績表がもう少し注目される瞬間というのも、もしかしたら出てきたりするかもしれません。

面談でわかった4年生の生活の様子とトラブル

今年度も担任の先生との面談でケイの学校での様子を直接聞くことができました。学校でのケイは、相変わらずマイペースでまだまだ時折先生の手を焼かせている様子・・・でもまあ、以前からの問題は少しずつ、年を追うごとにマシにはなっていっているようです。

読書に夢中で授業開始に気がつかない(4年連続4度目)

先生との面談では毎年話題になっているケイの読書への過集中ですが、やはり今年も残念ながらネタになっていました。

学年が上がると読書をする子が減っていくということで、ケイの継続的な読書好きは先生としても非常に良いことと捉えてくれているようですが、授業が始まっても本を読んでいるケイをクラスメイトが注意し始め、ケイがそれに気づかないと注意がヒートアップしてしまったりして、先生としては説明や対応に困るとのことでした。

良いことでもTPOを弁えないと台無しだし、いくら楽しくてもルールが守れないと禁止されちゃうよ、ということをケイには繰り返し説明してきていて、問題が起こる頻度と程度は年々マシになってきてはいるのですが・・・この問題が完全に解決するのは、いつになることやら。

まあ、家でテレビやタブレットを見ているケイに話しかけても最近はきちんとレスポンスが返ってくるようになってきたので、あと一息なんだよなあという印象でもあったりはしますが、5年生ではどうなりますか。小学校の間には問題が解決してくれると良いのですが・・・。

鼻歌事件

新たな問題として今年度上がってきたのが、ケイがテストの時に鼻歌を歌うことがあって周囲から苦情がでたという話。

ケイが独り言を言ったり鼻歌を歌ったりすることは家でも時々ありますが、4年生の今年は、学校で鼻歌を歌い出すケースが増えたようでした。

ケイに事情を聞くと「歌が好きすぎて、つい鼻歌を歌っちゃった」という話。確かに最近ケイは歌や音楽に興味が出てきた様子で、Youtubeでお気に入りの曲を流したり、カラオケをしたがることが増えました。

まあ当然のこととして、好きだろうが何だろうが、他人の勉強やテストの邪魔になるのは完全にNG。これから塾にも通うし模試もあるだろうに、そこで鼻歌なんて歌った日にはとんでもないことになる・・・ということで「授業中は絶対に鼻歌はダメ」「塾でも絶対にやめてね」とかなり厳しく言って聞かせました。

本人も理解はした様子ですが、5年生では問題にならないことを祈ります。

意欲はすごいんだけど・・・

ケイはとにかく何でも積極的にやるタイプの子なので、成績表の「意欲」の項目が「よくできる」ではなく「できる」になっている部分があるのが引っかかっていました。

そこで先生にケイの授業への参加意欲がどんなものか聞いてみたところ、学習意欲に関しては非常に素晴らしいとのこと。ただ、成績表の「意欲」の項目は授業参加態度全般の評価になるため、本を読んでいて話を聞いてなかったり鼻歌を歌ったりするケイの場合それで評価が下がるんだとか。それは・・・当たり前ですね。

私は成績そのものに関しては本当にどうでもよくて、ただケイの高いはずの学習意欲が学校で十分に発揮されていないとしたら心配だと感じただけだったので、そこに問題がないと確認できて一安心でした。

まあ授業参加態度全般が改善されるに越したことはないんですけど、それは成績のためにやることではないんでね・・・。

「字が読めない」は言われなくなった

3年生の時に先生から「テストの答案の字が読めない」と言われていたので気にしていた字の汚さでしたが、今年の担任の先生は「読めないということはないので大丈夫です」とのお返事でした。

決して綺麗だとは言えない、父親譲りの金釘流を書くケイなのですが、読めないレベルの字を書くことは最近確かに減ってきたかなという印象があります。

漢字の書き取りもきちんとやっているようだし、「字を書く」ということに対する苦手意識は随分と無くなってきているのかもしれないなと思いました。

そもそも読めなかったらコミュニケーションツールとしての字の意味が無いわけですけど・・・読めない字で減点されるというのは実に馬鹿げた話なので、今後受験勉強をしていく上でも、字がマシになってきたというのはちょっとした安心材料でした。

友達関係

一年生の時にイジメの被害者になったこともあり、毎年心配している学校での人間関係ですが、先生曰く4年生のクラスでも特に問題はなさそうな様子。

休み時間は本を読んでいることが多くて、いつも誰かとつるんでいるという感じではないということでしたが、オンライン授業の時は友達と楽しそうに談笑している様子が垣間見えましたし、授業参観の時もグループワークをハキハキやっていたようなので、授業中にクラスメイトから注意されたりはあっても、疎外されたりはしていなさそうで良かったです。

 

 

 

学校外での生活の変化

ケイは4年生になり、放課後は学童に行かずに帰宅してきて、近所の公園で友達と一緒に遊ぶことが増えました。公園には別の小学校の子も遊びに来ていて、結構大勢で遊んでいる様子。

休日に家族で公園に行くと、顔見知りになった他校の子が声をかけたりしてきて、人間関係の広がりを感じます。塾にも通い始めたし、今後学校以外での人間関係も広がっていくのだろうなと思いました。

心配もありますけど、こうやって段々と親から離れて自立していく様子を見守る楽しみもあり・・・まあ色々と経験しながら、自分の世界を広げていってもらいたいなと思います。

小学校も残り三分の一

4年生が終わり、ケイの小学校生活も残すところ2年。先日ケイが10歳を迎えた時は、我々も親になって10年かという感慨と共に、この10年間のあまりのスピード感に愕然としたわけで・・・それを思えば2年間というのは、少なくとも親にとっては、もう一瞬の出来事のように感じられそうです。

まあこうして楽観的に今後の2年を思い描けるのも、ここまで4年間のケイの小学校生活が、当初の心配を他所にかなり穏やかに、致命的なトラブル無しで過ぎてきたという事実があってこそであり、その点は本当に幸運を感じています。

ケイも来年度は5年生、高学年として下級生の面倒を見たり、委員会や学校行事の運営に参加したりと、学校生活の幅もまた一段と広がることでしょう。学校の勉強に加えて受験勉強も次第に増えてきて、益々忙しくなりそう。

そろそろ思春期の入り口に差し掛かり、親の言うことが面倒に感じられたりするだろうし、友人関係も複雑になってきて、何が起こるか楽しみ半分、心配半分ですけど・・・是非ケイにとっても残りの小学校生活が、楽しい、あっという間の出来事に感じられたなら良いなと思います。