努力する子の育て方

努力に勝る才能無し!努力の才能を育てる教育法、ボルダリングによる育児ハック実践、我が家の超個性的なギフテッド児の生態など

うちのギフテッド児の発達外来とWISC知能テスト

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前回の記事ではケイが発達外来を受診することになった経緯を書きました。

 

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今回はその後の発達外来とIQテストについて書いていきたいと思います。

 

 

うちの子のWISC-IVの様子

発達外来の予約日、「今日はケイのことをもっとよく知るためのテストだよ」と言うと、本人は結構楽しみにしている様子でした。クイズとかテストとか、とにかく好きなのです。検査室へ入っていく様子はやはり全く物おじせず、初対面の心理士さんにもバンバン話しかけていました。

検査は心理士さんと2人で2時間ほど。途中疲れて気分転換に遊びを入れてもらった時には、遊びの時間を長くしようと、心理士さん曰く「交渉してきた」とのこと。結果的に普通より検査時間が少し長くなりました。終了後本人にどうだったか聞くと「難しかった」「けど結構できた」とわりと満足そうでした。

うちの子のWISC-IVの結果

1か月後、発達専門医経由で結果の説明。先生の机の検査結果をちらっと見ると、なんかすごい数字が書いてある?!と思わず目を疑いましたが、全検査IQ:134、言語理解が>130、知覚推理とワーキングメモリー、処理速度が>120と、「苦手がなくバランスのよい高スコア」という説明でした。

まあケイが時折すごい地頭の良さを垣間見せるのは間違いないんですが、普段の様子は「ベイブレードがバーストしてぶっとんでガーンなんだよ!?すごくない?!」みたいなどちらかと言うとスピード&パワーな感じなので、知能ってのは実際測ってみないと本当にわからないもんです。

ちなみに検査書には、「人見知りなし。椅子の上で常に動いているが、課題には集中できる」と書いてありました。いつも通りって感じですね。

発達専門医の診断

発達専門医の診断は、アスペルガー症候群(積極奇異)とADHD。でも今のところの学校でそれほど気になる不適応がないということで、これから起きるかもしれない適応障害の可能性を減らすための、本人のメリットを考えた診断というお話で、とくに投薬や療育の方針は説明されませんでした。

「えっ、目立つ不適応がなくても発達障害の診断出るの?」と思いはしましたが、診察室のキャスター付きの椅子でぐるぐる回って遊んじゃってるケイが、学校で特に問題なく授業を受けられている現状の方が、まあ信じられないことなのかもね、とも思います。

でも、「もし適応の問題が出ても、この高い知的能力があれば、なんとかしていけると思います」というお医者さんの言葉には、ちょっと勇気づけられたのでした。

 

 

 

想像と違ったWISC-IVの結果

発達外来を受診してみてよかったなと思うのは、ケイの認知能力について今まで勘違いしていた部分がWISC-IVで明らかになったことです。

まず、ワーキングメモリ―の値が想像以上に高かった。「ケイ君は耳が聞こえない」と幼稚園の同級生に言われていたように、ケイは耳からの情報が入りにくい視覚優位の特徴を持っていると考えていました。また、何かの作業途中で言葉をかけても指示が通りにくいという経験から、2つの作業を頭の中で同時にこなすキャパがないのだとも考えていました。

ワーキングメモリ―の検査は、耳から聞いた情報を一時的に脳内に留め、並べ替えるなどの操作を加えて出す、というような内容であり、課題によっては2種類の別々のルールを適用するなど、複数の作業を脳内で行うことも求められます。従って、上記のような問題があれば、ワーキングメモリー指標は低く出てくるはずです。しかし、ケイのワーキングメモリ―指標は平均以上で高く、ケイは耳からの情報処理や、脳内でのマルチタスキングのキャパに特段問題がないことがわかりました。

次に、処理速度。処理速度は単純作業の速度で、物事の切り替えがしばしば遅いケイはこの辺りの能力が低いのではないかと予想していました。しかし、この値も平均を大きく越えて高く、予想とは違う結果になりました。

しかし、ケイの「耳が聞こえない」とまで言われる言葉の指示の通らなさや、物事の切り替えの遅さは、改善してきているとは言え、なくなったわけではありません。今回のWISC検査では、こうした問題を説明できる結果は得られませんでした。もしかしたら、WISCで測定できる指標以外の部分に、ケイの問題はあるのかもしれません。

知能検査と診断結果をもらって

はっきり言って診断の方は想定の範囲内だったので、一番びっくりしたのはIQテストの結果でした。そこそこ高いIQが出るのは予想していて、実は、結構恥ずかしいですが、妻と「ケイだとIQ120くらいは出ちゃうかもよ?」みたいな会話もしていたのです。まさかギフテッドレベルに足を突っ込むとは思ってもみませんでした。

WISCの結果は、これまで自分たちとは全く関係ないと思っていたギフテッドという概念を、ずいぶん身近なものにしてくれました。1時間半以上かかるWISC検査を受けるのは子供も大変だと思いますが、子供の特徴をより良く知った上で今後の育児方針を決めることが可能になる点で、知能検査のメリットは親子双方にとって相当大きいと思います。そういう意味で、子供に発達検査を受けさせるのは本当に悪くないと思いますね。